スケール機情報

私は元々実機が好きでラジコンを始めました。
徐々にではありますが、スケール機も制作したいと思っております。
第二次大戦の日本機が特に好きなので、是非とも零戦を作ってみたいですね♪


ベビーブーメラン JET

フォックスさんからJETエンジンを買ってから早3年・・・ようやくJET機を飛ばしました!!^o^
4月に富山県高岡の飛行場開きに来て頂いてデモ飛行しておられたベビーブーメラン!!
一目見て「これはイイぞ!!」何たってメカ積みが楽そう^^中国製ARFで値段もJETとしては手頃。
う〜〜ん。エンジンは持ってるんだから飛ばしてみたい!でも忙しいしやってる暇無い〜〜

とか思ってたけど・・・・買っちゃいました^^

毎日深夜に1時間から2時間ボチボチ作業して一週間位で完成です。
テールヘビーになりやすいって聞いていたのでラダサーボも前に積んだり
極力前にメカを積んだのにやはりテールヘビーになりました・・・
泣く泣くノーズに360g!!も重りを積んでこれで重心バッチリ!!
でも重量が6,690g・・・スタント屋の感覚だと凄い重量級。
でもJET機としては凄い軽量級なのです^^
ようやく機体に乗ったエンジン^^ 手前がメインタンクの2Lのペットボトル、
機首側はエアートラップのIM190mmタンク
純正のキャノピーは気に入らないのでグランドスラムのキャノピーに交換しました^^  ついでにビート君も乗せてイイ感じ♪ 敢えて引き込み脚は止めて純正の固定脚で飛ばしています。
タイヤもテトラのスポンジタイヤで全く問題ありません^^
一応プロですからネーム位は塗装で入れてみました^^ しかしフイルム貼りでもJETが飛ぶってけっこう目から鱗が落ちる思いです。
ホント気軽に飛ばしています^^
初飛行では呆気なく50m程の短距離で浮いてしまいました。
う〜〜〜ん^^離陸したときの排気音が最高!!もう実機そのものです^^
ちょこちょことトリムを合わせローパスを何度もさせてみました
音も良いが実に安定して飛んでいます。
やはり振動が無いのと捩れたプロペラ後流が無い為でしょう

上空でエアーブレーキの案配を調整して着陸させてみます。
やはりレシプロとは違いプロペラでのブレーキが効かないばかりか
最スローにしていても何時までも押していて(アイドリングでも38,000rpm)
随分伸びて来ますからエアーブレーキは必要です。
その感覚を掴めば実に簡単に降ろせスタント機と変わりません。
翼面積が76dm2と大きく厚翼を採用している為でしょう^^
Jet練習機としては最適ですね。

何度も飛ばしてみると思いのほか良く飛ぶのには驚きました。
特に横物の軸が綺麗に通り4ポイント、8ポイントなど簡単に決まります^^

そうなると欲が出てくるものでもっと良く飛ばないか改造する事にしました。
もうスケールではなくスタントの感覚で飛びを見るようになっています。
垂直上昇でのカウンターダウンがかなり入り水平でも尻を下げています。
これは水平の抵抗が過大の為と思い11%の薄翼に造り直す事にしました。

内部構造も大幅に変更。スパーは2mmバルサだけです。 面積を殆ど変えずに厚味を変更しました。
翼端も抵抗が大きい様でしたのでシャープに仕上げます。 かなり薄くなった水平尾翼。純正の翼型はどう見ても主翼の翼型です。
完成して取り付けてみました^^私はフイルム貼りより塗装の方が得意ですから簡単に赤一色で仕上げました。 う〜〜ん、良く飛びそう^^

新しい尾翼の重量は230gで仕上がりました純正尾翼が330gでしたから100gの軽量化に成功です^^
またその御陰で機首に積んでいた重り360gを降ろせる事になりましたので合計460gの軽量化全備重量が6,230gになりました。

新しい水平を付けテストフライトです。予想通りかなりトリムダウンです。トリムを調整して水平飛行、キッチリコースへ進入させます。
「おお、スピードがかなり上がった^^」
では垂直上昇。「うん。治った普通のスタント機と同じ感覚」
前の尾翼ではエレベーターの効きが鈍感でしたがバッチリ治りましたシャープに効きます。
横物、縦物、綺麗に決まります。いや〜〜ホント面白いです〜〜^^
前にも書きましたが、振動が皆無なのと捩れたプロペラ後流が無いのとそれにエンジンが10万回転以上回っていますから
ジャイロ効果が働いて本当に安定して操縦が楽なのだと思います。

今回Jet機を飛ばしだして感じる事はけしてスケール機だけのパワーソースでは無いのでは?と思いました。
私自身、当初はJetスケールを飛ばしたくて購入したのですがこのベビーブーメランを飛ばして考えを改めました。
基本設計が良いと本当に面白いですね^^
ただ製造効率の為と思いますが私から見ると無駄な構造や材料を使っていて機体重量が重いのが難点です。
私が設計制作したら今までスタント機を作って来た経験でもっともっと軽くする自信が在ります。
何とかJetスタント機を開発出来ないかと構想を練っています。
その為にもっと他の機体も飛ばし込んでデーターを収集します。

Jet機でスタントを演じるにあたっての難点はまずスロットルレスポンスが悪すぎです。
アイドルからMAXパワーまで4〜5秒掛かりますのでまずこの感覚に慣れないといけません。
演技中は最スローまで下げない様に中スロ位で止めておきます。
また燃費が非常に悪く2Lで7分程しか飛びません。P-07等は無理ですね^^;
ストールタンはJet排気がラダに当たっている為何とか出来ますがレシプロみたいには無理です。
スナップやスピンはまだこれからの課題です。

と言うよりも既存のルールの演技よりレシプロ機とは違うのですからJet機の特性を生かした演技種目にして
新しいカテゴリーを創れば面白いと思います。
現在F3Aをガンガンやっておられる人こそJet機を飛ばせば楽しめると思います^^
やはり飛行機は飛ばして楽しくないとね〜〜F3Aばかり必死でやっていても気が重くなることも有ると思います。
気分転換にはもってこいの飛行機です^^
フレムなど一切気にしないで実機と同じ音を聞きながらスピードに乗ってスーパースローロールなど決めれば気分もスッキリ!!
誠に晴々しますよ〜〜^^

Jet機を飛ばしていてよくうける質問

Q 燃料は何?
A 灯油とタービンOILの14:1の混合です。

Q 飛行時間は?
A 2L積んで全開でなくとも6〜7分位です。

Q スピードが出るのでしょ?
A 飛行機によりけりです。このブーメランはそんなに出ませんから安心です。
  160クラスのスタント機並です。

Q この小さいタンクは何?
A エアートラップ用のタンクです。Jetエンジンは空気を吸ったら即エンストします。
  泡はタンクの壁面に沿っていますから吸入口をタンクの中心にセットして常に燃料に浸けています。
  既製品ではUSA製で良い物も在ります。

Q 灯油だから安くっていいね。
A とんでもない!OILが1L¥3,000以上して14:1で混合し1フライト2Lも焚くから
  灯油がリッター¥70程でも¥650位掛かり160クラススタント機と同じです。
  まして飛行時間が6分程しか飛ばないのでスタント機の約半分。
  時間当たりで計算するとスタント機よりも高くなります 。・゚・(ノ∀`)・゚・。

Q 取り扱いは大変?
A 極普通にF3A機並に気を遣っていればOKです。
  始動などコンピューターが自動でやってくれますから凄く楽です。
  泡噛みさえ無ければエンストの心配も有りません。
  プロペラが回って無い分かえって安全です。
  しかし万が一タービンの破損などを考慮して横や後ろには人を近づけない様にしませう。

Q パワーはどの位あるの?
A 全開、11万回転程で推力8.5kgです。
  機体が重いのと燃料をたくさん積んでいるので感覚的にはF3A機よりもアンダーパワーです。
  フレム内で演技させるぶんには問題無いパワーです。

Q 値段は如何ほど?
A エンジンが¥380,000程で飛行機が¥155,000。だいたい53万位でJetが飛ばせます。
  メカ関係は皆さん持ってるでしょ^^手持ちのプロポで十分です。




零式艦上戦闘機 21型   
中島飛行機製造  91518号機


河口湖自動車博物館、飛行機館の零戦見てきましたよ〜
いや〜凄いです。
完全に朽ち果てた残骸を南方の島から運んで復元機した
新品同様でエンジンもオリジナルの
「栄12型」複列14気筒星形空冷エンジンを
完全に復元して試運転されてます。
滞空証明を取れば飛行可能な機体ですね〜
今、中島飛行機の工場から出てきたばかりと言っても
納得してしまいそうでした^^

感動でした^^

そこまでやり遂げる情熱には敬服致します。
零戦と大和は日本の誇りですもんね〜
この博物館は零戦を二機作られて、今回の展示は21型でしたが、
もう一機の零戦52型は今、靖国神社に展示中のはずです。

21型ならではのカウリング   このキャノピーラインがたまりません〜   ほんと、美しい飛行機ですよね〜

翼端はほとんどクラークYです。 エルロンの布張りも艶有りが正解  タンクを避ける為にカバーが折れます

こんな残骸からの復元 翼型が良くわかります^^  7.7mm機銃と計器盤


とにかく綺麗な機体でした。
真珠湾攻撃時にはこの様に艶々の傷一つ無い機体が
空母の格納庫に収まっていたのでしょうね〜
以前より艶消し塗装が一般的に認知されていたと思いますが
当時の日本の塗料の質が悪く直ぐに艶が消えてしまったのでしょうか?
また、飴色論争もあり正確な色が何かは詳しい事は判りませんが
艶有りの方が断然綺麗でした^^
私は21型こそが本来の零戦ではないかと思います。
初期の頃には無敵を誇った21型も大戦末期には多くが特攻に出撃しました。
現地迷彩の禿げや傷だらけの使い古された機体で・・・
栄光と悲哀の飛行機です。



テトラ 零戦22型 制作中

クソめんどくさいキャノピーマスキング  もうすぐ出来るぞ〜^^ 後は日の丸だ〜〜〜

完成したぞ〜〜〜^^


平成15年 F4C日本選手権

 F4C日本選手権にて仙台ラジコンの面々 ホーカーシーフュ−リー スタッティック審査中


一人でF4Cを見学に行って、知り合いなど居ないだろうと思っていたら、仙台ラジコンの方々がいらして、
F3A仲間で、盛り上がりました^^
うん、さすがに久保脇さんは3A上がりですから飛ばしも、制作技術も良かったのですが
エンストで残念でした・・・・・
しかし、10kgのシーフュ−リーがディンゴで軽々と軽快に飛ぶのには驚きました。
F3Aとは別物ですね。

脚周りも完璧!! 翼の折りたたみ機構 可動翼の再現も凄い!!

F4C日本選手権にて 素晴らしい作り込みのアベンジャー


いや〜〜、素晴らしい!!感動でした^^
これぞスーパースケール!!
もう、非の打ち所がありません。。。何時かは私もこんな機体を制作してみたい(ハア〜〜遠い目w
なんと、翼の折りたたみ機構まで正確に再現されています。


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